Show me love.








「あっ、荘だ!」









影踏み鬼のルールを教えてもらい暫くやっていると、一人の子供が噴水の近くを指差して言った。




それに続くように、他の子供達も“荘”という名前を口に出す。




鬼だったホタルは、足を止めて噴水近くを見た。




沢山の機材や人。




その真ん中に立つ二人の男女。




どちらもホタルに負けず劣らずの美形だ。









「おねーさん、荘知らないの?」









興味なさそうにしているホタルに、一人の子供が問う。




ホタルは正直に頷き、誰かと聞いた。











< 5 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop