学校のカイダン
玄関の目の前にはにこりと朝から笑う優の姿があった。

「お、おはよう!」

「沙耶、おはよう。5分くらい前からここにいるんだけど。」

少し文句を言いながらも笑顔で話す優を見て私も笑顔を返した。

学校につくといつも通りだった。

違うところといえば、愛海と未来ちゃんの席がないこと。
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