学校のカイダン
赤い引き出しの中に、緑色のガラスの欠片が2つになった。

そんな時だった。

「ねぇ、未来、トイレ行きたい!」

「女子トイレって花子さんとか出てくるんじゃないの?!」

「けど、3階の3番目じゃなかったらいいんじゃない?」

愛海の言葉を無視して未来ちゃんは美術室を出ていってしまった。

「ちょっと...未来ちゃん...!」
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