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午後の1時半過ぎ。ようやく会社に着き、京子さんの元へ足を進める。「はぁーぁ」ため息わつきながら思った。こんなこと言ったらなんて怒られんだろ…。いた。「京子さん、こんにちは」「どうしたの?自宅での仕事よ?」言いたくないな…「あのですね、えーと、その…」もじもじしていると、「早く言って、あたしも時間ないし」怒られた。「えーと、自宅のパソコンが壊れました。」「え、どうして?」「おそらくハードディスクが壊れたのかと」はぁー、小さくため息をつき、「それじゃ、代わりのパソコン持ってる?できればそれでして」「ノートパソコンなら、でも俺のだとスペックがそんなに高くなくて、出来ないんですよ。」「そっか…ならあたしのノートパソコン使っていいよ。そんなに使わないし、」そう言ってオレンジを基調としたノートパソコンを渡された。「ありがとうございます。あ、それと良ければ番号教えてくれませんか?」そう言った瞬間、京子さんの目の色が変わった。「楓くんって意外と強引な所もあるのねっ!」なんか嬉しそう。「はい?」聞き直した。「何でもないよ。こっちの話。」うーん、何故か解せない。「連絡先知らないとなにかと不便なので、」「うんうんっ!」聞いてないな。
「まぁ、ありがとうございました。」俺は社内にあるコンビニに寄り今日の晩飯の献立考えながら買い物して帰路についた。「」「」「」
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