私はそれを見るたびに貴方を思い出すでしょう

「亜瑠が…ここに?」

私がミリィさんに尋ねると、ミリィさんは頷いた。

「神様は元々君らを一緒に死なせるつもりは無かったらしい。
だから、珍しく亜瑠が先に死んだ6回目に亜瑠をここに来させて
2度と生き返らないように、
2度と君と出会わないようにしたんだ。」

2度と生き返らない。

2度と出会わない。

つまり、

「もう、私は亜瑠と出会えないんですか。」

何故か私の目には涙が溜まっている。

「そういうことになる…はずだった。」

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