風便り〜大切なあなたへ〜
「・・・小林は、わかってくれたんだな」
「やっぱり・・・そうなんだ」
先生は、やっぱり、守屋くんを傷つけようとして、言ったんじゃなかったんだ。
守屋くんのことを思って、言ったんだね。
そう思ったら、嬉しくなった。
やっぱり、守屋くんの、勘違いだったんだ・・。
「・・・だけど、守屋は気づいてくれなかった。そのまま、部活辞めて、学校にも来なくなって、一回、街で暴れているのを見て、目が合ったのに、俺、気づかない振りして、逃げたんだ・・・」
そう言って、先生は、辛そうに笑いながら、涙を流した。
「先生・・・」
・・・先生も、辛かったんだね。
苦しんで、いたんだね・・・。
早く、誤解がとけたらいいな・・。
早く、守屋くんに、教えてあげたい・・。
守屋くん、先生も、こんなに苦しんでいたんだよ・・?
今でも、守屋くんのこと、心配してくれてるんだよ・・・?
・・早く、仲直りできるといいね。