風便り〜大切なあなたへ〜
守屋くん。
守屋くん・・。
守屋くん・・・。
守屋くんの笑顔を見て、私は我慢できずに守屋くんに抱きついた。
守屋くんは、私を優しく抱き締めてくれた。
「真子?急にどうしたんだよ?」
守屋くんの優しい声が聞こえてきた。
私は我慢できずに、思ったことを口にした。
「守屋くん・・私、帰りたくないよ・・守屋くんと離れたくない・・ずっと一緒にいたい・・」
そこまで言うと、涙が溢れてきて、もう声にならなかった。
守屋くんは優しく、私の背中をさすってくれた。
「ありがとな・・そんな風に思ってくれて、すげえ嬉しいよ」
「・・っ」
「・・でも、俺も男なんだよ。あんまりそういうことは口に出すな。我慢できなくなるだろ?」
「・・いい・・我慢、しなくていい・・守屋くん、だったら・・いいから・・」
私がそう言うと、守屋くんはぎゅっと私を抱きしめた。
そして、抱きしめていた力を緩めて、守屋くんは強引に唇を重ねた。
どんどんそれは激しくなってきて、私の唇を割って、口の中に何かが入ってきた。
「・・んっ」
「・・・」
生暖かくて、柔らかく、ざらっとした感覚だった・・。
それがすぐに守屋くんの舌だとわかって、私は目をぎゅっと強く閉じた。
心臓が壊れるんじゃないかと思うくらい、早く鼓動を刻んだ。
身体が熱くなっていく・・。
守屋くんの舌が、私の舌を捉えて離さなかった。
時々、上顎をなぞったり、歯列をなぞったりして、もう何もわからなかった。
頭がぼーっとして、なにも考えられなかった。
私は息もうまくできず、苦しくて守屋くんの胸を小さく叩いた。