おためしシンデレラ


「それは・・・・・状況によりますけど部署替えは希望するかもしれません。家事をして今と同じように秘書の仕事も・・・・・は無理なような気がします」

三村が不機嫌そうに眉を顰め、顎に右手をあて何だか考えこんでいる。

別に今すぐ結婚したいというわけではないのだからそんなに莉子が秘書を辞めるなんていう不確定なことに惑わされなくてもいいではないか。

イザとなれば穂村だっているのに・・・・・と莉子は口には出さないが思っていた。

暫くの間、2人の間を沈黙が支配する。




沈黙を破ったのは三村。




それもとんでもない提案で。




莉子は驚きのあまり呆然と立ち尽くした。

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