文系女子と機械たち
文系女子の本領発揮

いくつかの機械を体験したことで、イタリア女子で問題が起きた時に、少しずつどの部分で問題が起きたのか、どこが悪いのか分かるようになり始めた。信頼してもらえたのか、電話のやり取りで調整の仕方も教えてもらえるようになった。自分から「どこで」、「何が」、「どうなったか」も緊急停止時の機械たちを見たらわかるようになった。

イタリア女子を少しずつ制覇していくと、次に立ちはだかったのが完璧少年。ほんの少し数値が低いとNGをだす完璧少年。覚えるのに苦労した。短期間で覚えられるレベルに頭が良くない自分は何度も完璧少年にイラついてしまった。

「もう無理!!!」

一度だけ本気でキレてしまった時がある。リーダー、機械オペレーター、新人教育。3つをしながらイタリア女子と完璧少年の大暴走に一人で必死に立ち向かっていた。誰も助けてくれずこの時だけは負担が多くて体調も悪く限界になった。上司が調整しても結局直らず、男性陣に直してもらう。

この時だけは、初めてこのラインから外してくれと切に願った時だった。
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