潮風とともに


波瑠は私を見つめて言うと、
そっとキスをして離れた。

「波瑠?私も愛してる。

離れていても、その気持ちは変わらないから……

私たち、恋人でいいの?」


はっきりとした関係がほしくて、すがるように見つめた


「あぁ。瑠碧は俺の最初で最後の恋人。」



えっ?


それって…………



「まだ付き合って二日だからまだ言わない。

でも俺にとっても瑠碧にとっても、お互いが最後の恋人。

だから待ってて。」


「っうん!!!!!」



私は嬉しくて抱きついた。



「そろそろ待ち合わせの時間だから行こうか。」


波瑠が腕時計を見てから体を離し、手を引いて歩きだした。


出口まで、歩いていくと美穂と弘人さんが待ってくれていた。



「ごめん!お待たせ!!!」

私たちが側によると、気がついてくれて、

「私たちも今出てきたよー!

それより、あんたたち。相当目立ってたから!!!

美男美女が抱き合ってキスしてたって、何かの撮影かなー?って噂してるの聞いてまさかと思ったら……

もう、本当ビックリしたわ!! 

まあ仲が良いのはいいけどね。」
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