堕天使と呼ばれる女
「…!?

 あの日から、ずっとこの日を待っていたと言うのですか!?」


「おぉ、そうじゃ…

 聖羅が組織を脱走してからじゃから、もう4年か…少々、長かったかのぉ。」


「…覚悟が出来るまでに時間がかかってしまいました。

 教授のお話、聞かせて頂けますか?」


「あぁ、もちろんじゃとも…

 何から話すとしようかのぉ…」


そう言って、渡辺教授は椅子に深く座り直した。


「まずは、そこの男の子について教えてもらってもよいか?
 聖羅と同じく組織を脱走したのかのぉ?」

そう言って、視線を和也に移した。

「あっ、はい…
 勝手に聖羅と組んで動いているので、脱走したと明言していいのかは分かりませんが…」

「ほっほっほ!!

 組織を脱走した要注意人物の聖羅と組んでおるのなら、十分、裏切り者と呼べるじゃろうな!

 おぬしには、そこまでして守りたい何かがあると言うことかな?」

「はい。」

和也の受け答えは、しどろもどろな点があったものの、最後の質問にはキッパリと答えたため、渡辺教授は満足したようだった。


「では、本題に入ろうかのぉ…」

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