ラッキー
 
 長官の考えはこうだ。

  一般の人に情報が漏れると、たちまち逃げ出す人々がわれ先のように雪だるまのように増えて行き、混乱を深めるだけだ。確かに正しい考え方だ。長官は早速地球防衛軍の精鋭達である通称「恐怖の鷲」に出陣命令を出した。部隊の通称は恐怖の鷲、正式名地球防衛軍T指令部特殊偵察、暗殺実行部隊である。なるほど、鷲という猛禽は獲物をじっと見つめ、そこに向かって一直線に急降下し見事に狙い撃ちした獲物だけを捕らえる究極の狩をしている。この狩の様子にちなんでつけられたあだ名だった。

 出陣をする舞台の勇ましい兵士達にとって、はなむけ言葉とも受け取れるような演説をした。「こんにちは、諸君、君達をここに招集したのは君達もわかっているように世界を破滅から救ってほしい。われわれ地球防衛軍はこれまで地球におけるあらゆる安全を守って、人々の成果地の秩序を保ってきた。しかし、今回は簡単にいかなさそうだ。映像を見て、お分かりいただけたでしょう。相手はいかなる通常兵器も通要しない。われわれの立場として、できるだけ核兵器は使いたくない。

 もし、どうしても必要なときは彼を海か砂漠地帯など人が住んでいないところにおびき寄せてもらいたい。もちろん一番いい方法として彼の弱点を探し出し、その弱点を攻撃して事態を収拾する。どんな強敵でも弱点は必ず存在するからなぁー、だから君達に最善を尽くしてもらいたい。諸君の任務遂行と無事帰還を祈って乾杯!」長官は興奮気味にはなしたが、兵士達は並々ならぬ思いに個々が狩られていた。
 
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