ラッキー
 



  





 「おれにもよく分からない、頼りにしている振り子も迷っているようだ。かっと言って、見殺しにしなければ、もっと多くの人が犠牲になる。おれは超能力使いでもあるが、それ以上におれは誇り高き地球防衛軍の一仕官だ。軍人は命令に背いてはならぬ。ボブよ、君の気持ちは分かりすぎるほど分かるが、命令に背いてはならないことは絶対だ。」
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