審神者、始めました

お手入れしましょ

 負傷した清光達を手入れ部屋に連れて行くのに付き添い、自分の手入れ道具を持ってこようと自室へ戻ろうとすると、こんのすけに止められた。
 こ「審神者様。刀剣男士は通常の手入れ道具を使用しません」
 歩『えっ・・・じゃあさ、どうやって手入れをすれば良いの?』
 こ「先程、初陣初勝利ということで政府から褒賞金と資材が届いておりますから、その資材とこちらの手伝い札を使用して手入れを行います」






 資材と手入れ札を持って手入れに入ると、こんのすけが待機していた。
 こ「まず、怪我の具合に応じて資材を振り分けて下さい」
 歩『こ、こうかな?』
 なんとなくの勘で、清光達に資材を振り分ける。
 こ「そうしましたら、手伝い札に祝詞を書き込み、私に霊力を流し込んで下さいませ」
 歩『よ、よーし』
 こんのすけの指示に従い、手伝い札に祝詞をか書き込み清光達の資材の上に1枚ずつ置いた。
 歩『我が式神よ。我が霊力を彼の者達を守護せし糧として、運びたまえ』
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