明日を見て 〜頑張れ、横山!〜
黙ってる、私を見つめる目は、
明らかに困ってて……。

「辰巳うざい。」

「瑠花さんが誘っておいて、うざいはないでしょ。」

「分かってるわよ!!私が悪いんでしょ!あんたが私を好きだって知ってて、付き合わないって言ってんのに、泊まれとか言われたら、そりゃそーなるわよ!」

「あはは。瑠花さん、それ、逆ギレだよ?」

たたきに座っていた、私の前に辰巳がしゃがみこんで、もう一度私の前で、困った顔をする。

その顔を見るのが、嫌で。
そのまま辰巳の首に腕を回して、抱き寄せた。


そして、手のひらで辰巳の後頭部を、
いい子いい子と撫でる。

お互い酒臭いけど、
それでも辰巳の髪を触ってると落ち着く。
気持ちいいな……。
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