♂性別逆転!?♀
「私の理想は、可愛くて自分より背が低くくて、敬語キャラでスポーツマンじゃなくて、バリバリ文化系で、『俺が守ってやるぜ』って言えるような子がいいの!」


暫しの沈黙…

「『俺が守ってやるぜ』って言われたいんじゃなくて?」


「何言ってるの?言いたいのが普通でしょ?」

薫の背中を軽く叩く。
私は自分の考えを言えて、すっきりしていたが、薫は苦笑気味。

「しかも、キャラでって…」


「だって、関西弁とかタメ語より敬語の方が萌るじゃん!」

『ねっ!』と、薫に同意の眼差しを向ける

「じゃあさ、咲は敬語キャラの彼氏君といちゃらぶしたいって事でいい?」


「いちゃらぶって言うか…う~ん…」


「いいの!そうゆう事にしといて!」

いちゃらぶしたいわけでもない私は、薫の発言に少し悩んだが、そうゆう事にしといてと言われたので、適当に頷いた。


薫は頭を抱え1人で何かを考え始める。

問題発言でもしただろうか…
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