絶叫脱出ゲーム③~クラスカースト~
「朱里!?」


彩美が驚いたようにあたしの名前を呼ぶ。


戦うためのエネルギー補給だ。


食べたくないとか、食べたいとか、そんなことは関係ない。


食べて力を出さないと命に係わるから食べるんだ。


「彩美の分もとってきてあげるから」


あたしはそう言い、ステージへと向かったのだった。
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