CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
「ふん…」と、キリトが鼻の先で笑う。

「とっとと、見つけろよ…」


言うキリトに、

「おまえに言われなくても、見つけてやる……この俺が、おまえになど、劣るはずがない……」

シュウが唇をグッと噛み締める。


「ああ…そうだろ…だったら、もっとのし上がって来いよ…。

俺なんかいなくても、キールをもっと上にまで、引き上げろよ…おまえが…」


「……言われなくても、そうしてやる……」


シュウがキリトから離れ、背中を向けた。



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