CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
まだ何も解決策が見つかったわけではなかったけれど、キリトに会いたいと思った。

テレビなどで見かけることの多いKirは、多忙で休みもあまりないだろうことはわかっていた。


だから、彼に自分から連絡を取ろうとしたことはなかったけれど、

編集長からシュウのあんな話を聞かされたこともあって、キリトに会いたい気もちはつのった。


『キリト、会いたい』


私は、それだけをメッセージで送って、彼からの返事を待った。


メッセージを送ってから、数時間がたった夜の10時過ぎ頃になって、


『じゃあ、あんたの部屋に行く』


と、キリトから返信が着た。


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