イマカレモトカレ 永遠の愛は?


目が覚めた時にはまた貴弘が
横に入っていて寝ていた。


思いっきり騙されて・・・
と思ったけれど
それはよくないこと。


こんな所にノコノコと着いてきてたら
貴弘が彼女と揉めてしまうだけ。


この前 知らなかったとはいえ
和典さんたちが揉めたばかり
あたしってそうなのかな?
相手を揉ますことばかり・・・。


貴弘・・・ごめんね


さっさとあたしは身支度をして
貴弘が起きる前に部屋から出た。


帰る間 色々考えたあたしは
少し仕事を休んで何もかも
忘れて新たなスタートしよう!
アパートについたあたしは
キャリーケースに荷物を積めて
旅立つことにした。


朝を迎え旅立つ頃
貴弘からラインが届いた。


【おはよー!
朝早く出るんだったら
起こしてくれればよかったのに
あっ!起こしても起きなかったとか?
送ってやれなくてごめんな】


ばか・・・もういいよ
そんな優しくしなくたって・・・。


既読は付けたが返信はしなかった。


そして誰にも連絡をするのをやめて
会社だけには1週間の
休み希望を出しておいた。


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