イマカレモトカレ 永遠の愛は?
【それおかしいじゃん!
急に!やっぱり何かあったでしょ】
【ないない!
ちゃんと帰ったら話すから】
【帰ったらって?どこか行ってるの?】
【プチ旅行】
【はぁ???聞いてないし!
体調不良ならまだ
聞いてないとか関係ないけど
旅行???】
【前々から決めてたの!
帰ったら話すから
貴弘や船越さんには
絶対言わないでね
携帯を機種変したみたいよ
そのうちラインに入ると思うって
伝えてて】
【・・・うん
わかった・・・】
勘の鋭い夢子はたぶん
何かあったと思ってるだろう。
だけど顔を見て話さないと
電話やラインでは伝わらないから。
「こら!乃愛ちゃん
歩きながらそんなもの見てたら
事故するよ」
「あ・・・だよね」
「ここらでも若い子が自転車に
乗ってまでもしてるからね
お巡りさんにしっかり取締りしなさい!
って苦情を町内会でもいってんだよ」
「自転車は危ないね」
「乃愛ちゃんも危ないよ」
「あはは確かに」
携帯を納めてばあちゃんと手を繋いで
商店街を歩いた。