イマカレモトカレ 永遠の愛は?
「乃愛さん 今日はずっと一緒に居たい」
そう言った和典さんの言葉の意味は
この年になると理解できる。
「うん」
そう答えると すぐに向かったのは
和典さんのマンション。
初めて行ったマンションは
高層ビルの最上階で リビングからの
街の灯りは最高だった。
「すごーい!!!
こんなところに住んでたの?」
「うん」
「毎日こんな景色見て暮らしてるなんて
羨ましい!」
「気に入ってくれた?」
「うん!すごい感動」
「いつでも見においで!」
和典さんはワインを用意して
テーブルに置いた。
あたしはワインなんて飲んだことがなく
こんな景色を見ながらの初のワインは
セレブ感を感じらせるものだった。
「なんか・・・酔いそう」
「いいよ 酔っても
酔ったくらいがちょうどいいかも」
横に座った和典さんが
自分に引き寄せるようにあたしの肩を抱いた。
「えっ?」
和典さんを見上げると
キスが降ってきた。
「乃愛さん そろそろいいよね?」
「・・・・・・」
付き合って4ヶ月
キスとさえ無しの学生並みの
健全なお付きあいだった。