オフィスの野獣と巻き込まれOL
会議室に戻って、テーブルに散らばっていた自分の荷物を拾い集めた。

文房具をバッグの中に仕舞いながら、考える。

いったい、私は何をしたのだろう。

義彦君からもらったデーターを、
渡したことで、課長は自分の考えが正しいことが証明できた。

そのデーターが証拠となり、社長と経営担当の常務が解職となった。

という事は、
自分の会社の、社長と常務を首にすることに、私もかかわったと言うことではないか。

ついでに言うと、経理部長も首になった。

それも、私が課長にデーターを渡したからだ。

私は、自分の会社の社長の首にすることに加担してしまったのだ。
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