飛行機雲
「何笑ってんだよっ」
そう言った修は私の腕を引っ張って
自分の方に引き寄せた。
と、同時に私はバランスを崩して
思いっきり修のほうに転んでしまった。
「っ…ぃって」
修の上に倒れるような体制で
転んでしまった私は
修の上におおいかぶさるようになってしまった。
「っ!ごめんっ」
驚いた様子の修と目が合った。
そして、
気がついたら、修に腕を引っ張られてて
…また、修の腕の中にいた。
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