バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

夕顔の笑顔

その日かず君が私の病室に泊まってくれた。



私からお願いして、同じベットに寝てもらった。



かず君がずっと手を握ってくれたから、久しぶりにぐっすり朝まで眠れた。



朝目を覚ますと、かず君が私を抱き締めて寝ていた。



かず君もきっと疲れていたのだろうな。



綺麗なかず君の顔を眺めていた。



「華いつまで見てるつもり。恥ずかしくて目が開けられなかった。」



「おはようかず君。かず君と一緒だから久しぶりに朝までぐっすり眠れたよ。」


「俺も同じ、色んな事あり過ぎてかなり疲れ溜まってたみたいだな。華といると癒される。もう華を離さない。」



かず君の顔が近づくと同時に部屋がノックされた。



病室に入って来たのは、田村医師に抱っこされた夕顔だった。



「朝から二人で何やってんだか。沢田おまえ病人の付き添いなんだからな。どうしょうもないパパですね。夕顔ちゃん。」



夕顔が私の顔を見て微笑んだ。




可愛い夕顔の笑顔。




夕顔元気にしてた。




夕顔に会いたかったよ。







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