バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

対決

かず君がマンションに帰っても一人だからと言って、今日も病室に泊まった。




「パパとママは一緒に寝ていいよ。夕顔は一人でいい。パパとママの邪魔はしないから。」



もう夕顔にやられぱなしで、笑うしかなかった。



夕顔はベットに入るとすぐに寝てしまった。



「かず君寝れない。」



「俺も明日の事考えると落ち着かなくて、由美に連絡したら、明日の13時過ぎに来ると言ってた。場所は田村が貸してくれた休憩室にしたよ。由美にどうやって俺たちの事話すかだよな。由美怒らせたると、手がつけられないから。」



かず君の話を聞いて、頑張ろうとしていた気持ちが沈んでしまった。



「華怖い。」



ごめん。頑張ろうと思うのに体の震えが治まらない。


「ごめんな。」



優しく抱き締めてくれた。


「かず君抱いてほしい。」



かず君に一杯愛されたかった。



かず君に愛されて勇気と力をもらいたかった。




私には愛しくてたまらない沢田一輝と言う人がいる。



愛しい人を守りたい。







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