バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

夏休み後半

今年の夏休みは、かず君と夕顔と三人で毎日楽しく過ごしていた。



田村医師が東京へ行く日が、10日から15日に変更になった。



かず君も休みを取り、三泊四日で東京行きが決まった。


夕顔がディズニーランドに行きたいと言うので、私たちは一泊増やし、田村医師だけ先に帰る事になった。



夕顔はずっと興奮気味だ。



明日出発するので、荷物の点検をしていた。



「田村が来るって今連絡が来た。」



田村医師が明日の荷物を持ってマンションへ来た。



「田村その荷物何?」



「これ、明日からの出張の荷物だけど。今日ここに泊まるつもりで来た。明日は俺の車まで駅まで行こう。」



「俺、聞いてないけどおまえが泊まるの。 」



「固い事は言わない。」



かず君が呆れていた。



「仕方ないなぁ。華、和室に布団引いてやって。」



了解と、返事をして和室に向かった。



リビングに戻ると、かず君と田村医師がビールを飲んでいた。



夕顔は田村医師隣に座って何か話していた。




何を話しているのだろうか。








< 224 / 338 >

この作品をシェア

pagetop