バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
第十章

二学期

今日から二学期。夕顔も休んでいた保育園に今日から行く。



朝の時間はかなり忙しい。


私は6時に起き、朝食と3つのお弁当を作った。



中々起きないかず君嫌、一輝を起こしに行く。



「一輝おはよう7時になるよ 。」



中々起きない一輝。



「一輝起きたらキスしてあげる。」



『本当にキスしてくれるんだよね。』



「一輝起きてたの?」



『華一輝って呼んだ!』



「私今一輝っていった?」



「ああ一輝って呼んだ。」



二人で見つめあっていると、



「ママ夕顔お腹がすいた!」


「そうだ一輝起きてよ。新学期そうそう遅刻はまずいでしょう? 」



一輝の顔はにやける。



「華一輝って呼んでるよな。」



「そうだよ!」



一輝が嬉しそうに笑う。



「一輝早くご飯食べて。」



はぁーい。へんな声で返事をする一輝。



私たちもう夫婦。



夫婦なんだよね。顔がにやける。



ヤバい今から学校だ。気を引き締めて行かなきゃ!



学校では沢田先生なんだから。って自分に言い聞かせた。





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