溺愛
呆れたように笑う私とマイカ。
まだ大学に入って間もないのにモカの口から何人の男の名前を聞いたか分からない。
「アズ〜マイカ〜♡♡」
噂をすれば。
モカが私とマイカに抱きついてくる。
「ねぇねぇ 日曜日ひま?」
モカが尋ねてくる。
「ひまだけど。」
「私も。」
「じゃあ、バーベキュー行かない?男の子も来るよ。モカの友達とその友達!」
モカ 貴方は期待を裏切らない。
「モカ ほんと男好きだねぇ。」