お前しか見えてないから。*特別番外編*
その後、夕食の前にみんなお風呂をすませることに。
温泉旅行というだけあって、温泉に入るのはずっと楽しみだったので、すごくワクワクした。
先に浴衣に着替え、隣部屋の花鈴と合流して一階にあるお風呂に向かう。
女湯ののれんをくぐると、下駄箱から脱衣所まで中はとても綺麗で、かなり広々としていた。
さっそく二人で浴衣を脱いで中に入る。
「うわぁ、広~い!」
すると中の大浴場もすごく広くて、まさにイメージ通りの温泉といった感じだった。
「すごいね!なんかいろんなお風呂がある」
「わぁ~い!ゆっくり入ろ♪」
先に体をきれいに洗って、二人でまずは一番大きなお風呂に入る。
お湯は温度もちょうどいいくらいで、冷えた体が芯から温まって、すごく気持ちが良かった。
「気持ちいい~」