それでも、君が好きだから。
背が記憶の中の咲良よりとてつもなくでかいし。

声も低いし。

髪も無造作にセットされてるし。


……正直言って面影はまっっったくないけど!




「咲良……?」

「ひらり……?」





ほら、咲良だよ。





再会のパニックで心臓は壊れそうなほど暴れる。





するとポンッと咲良の大きな手が私の頭に乗り、髪の毛をクシャッとした。





「お帰りひらり。……待ってた」





そして懐かしい、咲良らしい笑顔を見せてくれた。





「ただいま!!」
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