COOKING GIRL. (完)


ぁぁ。ついに返事をしてしまった。

目の前の可愛い顔をした男の子はとたんに顔をかがやかせ...。





「わーい!一緒にお弁当食べるって!」




そう言って教室を出ていった。いや、一緒に弁当食べるとか一言もいってナイ

ンですけど。なんだったんだ、今の。

今はまだ朝だ。お昼は嫌な予感がするから、外に行こう。





キーンコーンカーンコーン...。



お昼だ。どうせ、誘えるような人もいないし、一人で食べよう!



なぜなら、みんななぜかもう友達ができていてグループ化しているから。


どこかのグループに混ざれるようなコミュニケーション能力が高い

人でもないし、とりあえず私はあの不良四人組の内の天使くんから

逃げるのが大事だ‼

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