この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。
「僕が病気だということは、きっとみんなの耳にも入っていることと思います」
センパイが再び話し始め、講堂内はまた、ざわめきだった。
見ると、先生たちはセンパイを止めるどころか、何事もなかったように無言のまま座って話を聞いている。
「若年性アルツハイマー病という認知症です」
センパイの病名を知らなかった、生徒や保護者からのざわめきが大きくなった。
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