この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。



「……」




生徒会長として有名で……。



彼女と別れたことも、こんなに広まっていて……。



私なら、耐えられないかも……。







遠くの大学を受験するというのも、彼女のことと何か関係があるのかな……。





卒業したら、もうセンパイとは会えなくなっちゃうのかな……。









私は手のひらにあるペアリングを、ギュッと握り締めた。




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