激しく、優しく、愛して
涼がどいたことにより
はっきりと見えた彼の姿。
背が高く引き締まった体に色気のある顔
スーツを着てかっこよさが増している彼が。
ひな壇を降りかけている彼に
わたしは目が合った。
距離はすごくあるのに、目が合っていると
確信できた。
だって、彼が…冬二が笑ったから。
そのときだけ周りに
誰もいないような感じがした。
「ナナ?戻るぞ?」
涼の言葉で止まってた時が
また動き出し教室に戻る。
しばらくするとぐっちが入ってきて
その後ろには冬二もいた。