A secret word 〜心に秘めた想い〜
「今日から2年か〜…」
「ふふ。奏はまだ1年みたいだね。中身は子どもみたいだけど…」
最後のほうを小さく言うと、それは奏に聞こえてたみたいで
「あ? 俺はもう大学生みたいな中身だぞ」
大学生って……。
「大学生さん、勉強ついていけてますか」
「うわ、勉強のこと出すとか卑怯なヤツ」
とか言いつつ、私と奏の成績は、標準より少し上なんだけど。
奏とする、他愛もない話が好き。
自然と、自分でいられる気がして。
自然と、笑えてる自分がいて。
告白なんてしない。
だって、奏はいつもそばにいてくれるから。
気まずくなって、変に距離をとりたくない。
だから、この関係がずっと続けばいいなって
そう思ってた。