私に恋してくれますか?
第7章 それからのふたり。
姉の結婚披露のガーデンパーティーはアットホームに行われ、
私の親戚への初顔合わせをヒロミさんとトオルくんは済ませた

まあ、姉の正式な結婚披露宴はこの秋に行われる予定だ。
ルピナスの関係者や、大学病院の関係者がひしめく予定で
きっと堅苦しいものになるんだろうけれど、
姉とヒロミさんはきっと涼しい顔で乗り切るだろう。

これから姉夫婦は兄と姉の部屋をつなげて改装した部屋に住む事になっている。
私が家を正式に家を出て、その部屋も使えば、
家族が増えてもきっと充分な広さになるだろう。

ガーデンパーティーの後、
トオルくんと私はとりあえず、私の部屋に三好さんの運転する車で送ってもらった。

久しぶりにトオルくんと一緒にベットで眠る。

何度もくちづけをして身体を重ねる。

トオルくんは何度も愛してると囁き、
私が眠りにつくまで
確かめるように私の身体をゆっくり撫でていた。
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