私に恋してくれますか?
その日の夜。
スマホやお財布、預金通帳(私が仕事を始めたときから振り込まれていたお給料の通帳を母が持たせてくれたらしい)を手にいれたので
トオルくんに借りていたお金を返し、
来月から家賃を払うことにし、
生活費を2万円払う事になった。
トオルくんは俺の方が給料があるからといって
その他は出してくれるみたいだ。

家賃は光熱費込みで4万かな。
これが安いのか、高いのかよくわからない。
っていうのが問題なんだと思う。

月のお給料は前の事務職と同じく払うって言ってくれた。ボーナスは業績次第。
「この金額で暮らせるようになれば、ひとり暮らしも夢じゃあないって事になるでしょ。」と、言われて、なるほどと思った。

トオルくんの言葉に感心すると、
「おまえ、金銭感覚はまるでないな。」
と、笑われた。

まあ、仕方ない。

そういうことだ。

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