最終電車の着く街
翌朝私はチェキを並べてケータイで撮って成瀬先輩に写真を送った
「昨日海上自衛隊の戦艦を見てきました」
それからすぐ返ってきた返信に私は固まった。
「あぁ、俺も見に行ったよ」
へ?いまなんていいましたか?
「え?」
「何時くらい見に行った?」
「12時?1じくらいかな」
「あぁじゃあ会えたかもな」
そんなわけない。
だって先輩は今日バイクに乗るんだって言ってたはずなのに。
それからの話先輩は道の駅いたらしく。
私は体調を崩していきたかった道の駅はあきらめた。
ちょうどすれ違いだった。
世界はとても狭くって奇跡なんてその辺に堕ちてる。
偶然という名の当たり前なんてなくて。
もはや当たり前なんてなくてどれも奇跡的なもので必然的なものだ。
それからまたいつものように平凡な時間が流れた。
ずっと後悔と先輩への思いを抱えたまま。
きっと終わらせることなんて簡単なことなのかもしれないけど
諦められるものなら初めからはじめたりなんてしない。
「ご乗車ありがとうございます」
今日も最終電車はこの街にとまる
「昨日海上自衛隊の戦艦を見てきました」
それからすぐ返ってきた返信に私は固まった。
「あぁ、俺も見に行ったよ」
へ?いまなんていいましたか?
「え?」
「何時くらい見に行った?」
「12時?1じくらいかな」
「あぁじゃあ会えたかもな」
そんなわけない。
だって先輩は今日バイクに乗るんだって言ってたはずなのに。
それからの話先輩は道の駅いたらしく。
私は体調を崩していきたかった道の駅はあきらめた。
ちょうどすれ違いだった。
世界はとても狭くって奇跡なんてその辺に堕ちてる。
偶然という名の当たり前なんてなくて。
もはや当たり前なんてなくてどれも奇跡的なもので必然的なものだ。
それからまたいつものように平凡な時間が流れた。
ずっと後悔と先輩への思いを抱えたまま。
きっと終わらせることなんて簡単なことなのかもしれないけど
諦められるものなら初めからはじめたりなんてしない。
「ご乗車ありがとうございます」
今日も最終電車はこの街にとまる