俺様御曹司による地味子の正しい口説き方
大きく目を見開き、恭一の言葉を反芻する。
キスはしたけどな。
キス?
小早川君と?
いや、待って待って待ってっっ。
覚えてる?
覚えて、、、る!!!
手を口許に持っていき、自分の唇を触る。
食べられるような甘いキスをした。
熱い舌が口内をかき回し、初めて体感した気持ちよさにくらくらしたはずだ。
そこまで思いだし、顔がボンッ!と赤くなる。
目の前で百面相のように青くなったり、赤くなったり。
恭一は堪らず笑いだした。
「ブハッッ。堪んない、ちょっとキスさせて」
「~~~っ!!!なんでですかっ」
近寄ってくる恭一を両手で突っ張り、距離をとる。
「そーゆうことは、好きな方とお願いしますっっ」
「クククッ、だから、俺はお前が好きだって言ったはずだけど?」
「!!!!!っっでもっでもっ」
「したら、思い出すさ昨日の事ーーー」