俺様御曹司による地味子の正しい口説き方


「…………っ、き、昨日、私はどうなりました?」

「車の中で寝たんだよ。家も知らねぇし、起きないから俺んちに連れてきたんだよ。まぁ帰す気もなかったけどな」

「…………っ、ご迷惑をおかけしました」

「いえいえ、役得でした」

ペコリと頭を下げた私に、ふざけた調子で同じように頭を下げる。

「で、では。さっ昨晩、何か粗相をしなかったでしょうか?」

「…………いや?特に無かったぞ?暑いっ、ってパンスト脱いだぐらいだな。上も脱いでくれたら良かったのに」

その言葉に、ハッ!っとして自分の足元を見た。
あぁぁぁぁぁ。
本当だ。道理で足を纏う不快感が無いはずだ。

「おっ、、、お見苦しいものをすみません」

「いえいえ、眼福でした」

同じように頭を下げ合う。
くそぅ。
完全に面白がってる。

「では、昨晩は何も無かった、で宜しいですか?」

「あぁ。キスはしたけどな」

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