彼女の彼氏が決まるまで

ここで塚原の気分を歌う。

急に辞めた塚原を気にかけていたが、バタバタとして連絡も取れずどうしたらいいのかわからないまま日々を過ごしていた。そして、塚原もまた夏音のことが気になったままでいた。

夏音は知り合いの結婚式に急ぐ。
バイトで遅れてしまい、急いでホテルのロビーを歩いているところで人にぶつかる。
「あ!!すみません!」転んだ夏音が顔をあげると、
「こちらこそすみませんでした。」その人は手を差し伸べていた。その手をゆっくりと取り立ち上がると、お互いに見つめ合った。


そこには、塚原が立っていたから。









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