うっせえよ!
うっせえよ! でも、うっせえくらいがちょうどいい。





退院後、急ピッチで準備を進め、無事、披露宴を迎えることが出来た。



仲人の三村編集長がハラハラさせるような挨拶をしたり、



藤原は大泣きしながら喜んでくれ、



カミツレ編集部一同は、余興でAKBのポニーテールとシュシュを踊り、



クソアマは相変わらず誠司さんに甘えてばかりだったけど、私にも同じように親しみを込めて接してくれ、



私は両親への感謝の手紙を小説仕立てに披露し、



誠司さんは男泣きしながら、締めの挨拶をした。



みんなから祝福され、その祝福の中に私たちが中心にいる。



とてもいい披露宴だった。



この披露宴を私は一生忘れない。



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