うっせえよ!
りん「私たちのキャラ設定はどこから参考にしたんですか?」
推名「別に参考にしたものはありませんでした。ただ、『うっせえよ!』ってモノローグを使いたかったんです。『うっせえよ!』と思う感情は、どこから来るのか、そもそもどこから来たのか。それは2chで見た言い訳だった。なら、言い訳臭い上司と部下……いや、どうせなら担当編集と作家にしてしまおうとまあ、こんな感じですかね。」
誠司「まさか俺からキャラクターができてたなんて思ってもみなかったな。」
りん「私なんて主人公なんですよ? 主人公から作るのが定石……っていうか、そもそもタイトルを一番先に決めるっておかしいですよ!」
推名「お恥ずかしい……。」
誠司「そういえば、あんた作者のくせに終始敬語だな? 年下なのか?」
推名「ええ。僕が一番年下になります。大木先生の一つ下の23歳なんですよ。」
りん「えー!? まさかの年下だったんですか!?」
誠司「まあ、ケータイ小説作家には学生がいるくらいだし、別に不思議じゃないけどな。23歳の若造がやれ『合コンとは、じゃがいもの収穫である。』だとか、洗濯機回して、『これが夫婦の形だ。』とか。大人なめんじゃねえ!」
りん「誠司さん、まあまあ、落ち着いてくださいよ!」