あかすぎる、恋に。
「だけどそれは嫌だ。だって莉雨、
間違ったことしたって思ってるの?」


私は、とっさに質問を投げかける。

動揺していて、ちゃんとした反応はないけれど
私はそれを無理やり肯定とした。


「思ってないでしょ?ただ自分の想いを
貫きたいから、今までしてきたんでしょ?
だったらそれは間違いとは言わないよ。」


必死に出した答えと、勇気を持った行動は、
決して間違いなんかない。


だから怒ることなんてないんだ。

それでもいまだ、動揺している莉雨。
・・・・罪悪感が、まだ消えていないのか。


私はそんな莉雨を悟すため、ゆっくりと
近づいた。


・・・・ぶたれると思ったのか、ギュッと
目をつむっている。


そんなこと、するはずないのに。

そう思いながら莉雨の正面まで来て、
ゆっくりと抱きしめた。







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