ange~天使が恋した王子様~

カチャ

洗面所から出るとベッドに座った棗が足をぶらぶらさせていた。


「目、覚めた?」


「うん」


「よし、行こ‼︎」

私は用意を急いでして棗と一緒に外に出た。


「あ、きた」


「おはよう、杏ちゃん」


「あ、おはよー葉くん」


「相変わらずおせーな」


「うるさい、ソウくん」

ニヤニヤと言うソウくんに言った。


「はいはい、さっさと行くよー」

私は行き先を知らずそのまま連れて行かれた。
< 109 / 484 >

この作品をシェア

pagetop