あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「でもさ、彼氏いるだけで羨ましいよ。」

私は、怒りを抑え、ピクピクする笑顔でそう言った。

(ファインプレー、私!)

「まぁまぁ。リア充も、楽しいことばっかじゃないけどね~。」

悠の返事に、

(こいつ…天然すぎる。自分でリア充言いやがった。)

と思った。
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