あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「まぁ、私の彼氏になるならば、黒髪、高身長、文武両道、優しい、それでもってイケメンじゃないと嫌だけどね!」

私は、自爆した。

「何それ、ウケる~!美唄、理想高すぎ~。
そんなんだから、彼氏できないのよ。
ある程度は妥協しなきゃね~。」

悠は、爆笑しながら言った。

(ごめん、世界の男子達。大分、盛った。
本当は、優しくて、私が好きになれたならいいんだけど…。
まぁ、ウケ狙いだからしょうがないか
――私、悠にはボケ担当だし。)
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