私の小さな世界に彼はいた
第一話 私は.......
4年生のときに私は大切な妹達を大好きだった父によって一度失った────






それは母と母の親友によって
妹達は救われた─────

でも時間は戻らない────



だけどこれからは......



変えてやる────











エネ「ただいま~」
母親「おかえりなさいー」
私は中学2年生だ。
私は七人家族である。長女に私(次女)に三女、長男に末妹がいる。
とある事情により私は中学の特別支援学級に通っている。
そのとある事情とはただ単にまわりと接するのが怖いからだ。怖いというより不安で仕方なかったからだ。両親もまた本来なら普通のクラスに通えと言うだろう。だが、私たち家族にも"深い事情"があり、仕方なく相談しているのた。
そのため両親と学校でどうするかを話し合っていたらその特別支援学級を紹介さ
れたのだ。
特別支援学級とはしょう害をもった子が入る学級で、少人数クラスなのだ。そのため私にはもってこいだった。聞けば特別支援学級は他校にもあるらしい。
両親は仕方なくさこに入れることにした。でも彼らにもちゃんとクラスが与えられてるのだ。その与えられたクラスの授業に参加もする。
それは個人によって変わる。
例えば数学の授業には参加するが国語には参加しないとか。
とにかく私はそこに一年近くいる。でも私は徐々に慣れて3年には支援学級に通わなくなるようにしないといけない。
でも私は1年の時から両親との関係には亀裂が入っていた。
元々私は他人にいじめられやすく、小学生の頃はそれが原因で学校に行かなくなったこともある。そのためまわりの目を気にしてしまうのだ。今の両親は普通を求めているため私が支援学級に通うのが気にくわなかったのだ。それに全て強制する。勉強が苦手でテストの点数が悪かったら一日に必ず課題をやらせた。でもやりきれなかったら夜中までやらせられた。酷いときは叩かれたり蹴られたりもした。普通の親なら当然なのかもしれない。私の姉は顔が腫れたこともある。
そして私たち家族がおかしくなったのはあの日からだ。この話はさておき、今日もあの難しい勉強を終わらせないとまた眠れなくなる。
急いでやらなければ、
また殴られる.........
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