私の小さな世界に彼はいた
第三話 ハロウィンの悲劇

私はパパが大好きだった────



私は物心がついたときから漫画が好きだった。それは多分パパが漫画やアニメ、ゲームなどが好きで、よくそういったのを買っていて、それを私が読んでしていたからだと思う。パパはなんでも出来て誰よりも私のことを理解してくれていた。
でもよくママと喧嘩もしていた。
私はパパの味方によくついていた。別にママが嫌いだからとかではない。
単純にママとは楽しい時間を共有することが少なかったからだと思う。
ないわけではないし、家族で楽しく過ごしていたし、でもママは私のことをちゃんと見てはくれなかった。
ママと楽しい会話をした記憶よりもパパと楽しく過ごしていた時の記憶の方が鮮明に覚えている。
姉もママよりパパを選んだ。三女はママの味方をよくしていたけども。



やがて弟が生まれて私たちは弟も混ぜて子ども同士で遊ぶことが増えた。
そして猫を飼ったのだ。名前はメイ、メイはメスでとても白くて可愛かった。




そして私は4年生になり両親から妹が出来たと聞いた。それと同時に引っ越すことになったことも。
私たちは元いた家からそう遠くはない所に引っ越した。
そして妹が生まれた。妹が生まれてからママも働くことになった。





10月31日




今日はハロウィンの日───
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